「おぅ、どうした?」


「もしもし、あのね?」


電話の向こうではやはり、想像通り浮かれていた。


変わってねぇなぁ。

「あのね、夕方の5時からパーティー始めるから、そん時までに来てね?
今から掃除しなくちゃだから、じゃあね?」


プチッ


一方的に喋りまくって、さっさと切るか?普通…。


あの時から、まんま大きくなったみたいだな。


ん!?


今から掃除って言ってたな。



手伝うか、俺も。


そう思って、やりかけのゲームのスイッチ切って華ん家に行った。