遂にきた。

クリスマスイブ。


隣りの華ん家の、おじさんと、おばさんが帰って来る。


逢うのは実に二年ぶりだ。


まぁ、あんまりかわってねぇんだろうけど、土産話し聞くのが楽しみだ。


親父もお袋も、朝からご機嫌で、特にお袋なんか、朝から気合い入っていて、「どんだけ食わすんだ!」と問い掛けたくなる位作ってる。


江利子は、中学時代の友達とケーキ食べて過ごすと言ってた。