美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~

そんなノリで、ちんたら歩いていたら、江利子がふと立ち止まり

「あっ、あれじゃない!?」

一軒の旅館を指さした。


「「おぉっ!!」」

と全員が歓声を上げながら、旅館まで走った。


ネットに出てた写真より、スゲー綺麗だった。


「いらっしゃいませ。」


と着物を上品に着た女将さんらしき人が俺らに声をかけてきた。


「東京から来ました斉藤です。
お世話になります」

そう言って頭を下げた。


「まあ、斉藤様。
お待ちしておりました。お疲れでしょう。さっ、こちらに」

フロントに案内された。