美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~

「かんっぜん頭起きたわ。」

そう言って欠伸しながら伸びをする直也。


「ハアァ…ミニスカ間違えたよぉ。
超~寒い江利子ぉ」

江利子を見ながら、スカートの上から足を摩る桜。


「桜、足出し過ぎ。温泉浸かって、天国行ってきな?」


「あ~っ!早く浸かってお鍋したい!」

「鍋かぁ…酒も頼むか?一也。」


ニヤリとして、直也が俺を見た。


「てか、俺ら高校生じゃん。」


「そんな固い事言うなよ、一也ぁ。
腹ブヨッてるのに」

カチンッ!!


痛いとこつかれた。そうだけども…。

何気に傷付いた。