美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~

制服のリボンを震える手で外し、ボタンに手をかけた。


一つ、一つ外すけど江利子を抱きたいという欲望よりも、初めての体験で、緊張して中々外せなくなって、マヂ格好悪い……。


そう思うと、段々怖くなってきた。


でも、江利子が欲しいと思う自分もいて。


「ごめん……。」


仰向けになって、目をつむってる江利子が、目を開けて、真っ直ぐ俺を見ながら、体を起こした。