美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~

友達の前で、ラブラブすんなよ。


でもこの二人。


ほほえましくて、いやらしくないんだよな。


「んじゃ、明日ね」

「じゃあな。
スケベすんなよ?」

玄関出ると、どちらからともなく、手を繋ぎ合う二人。


俺らも、あんな恋人になれるかな?


「さぁて、漫画読むか?」


首をポキポキさせながら、江利子が部屋に行った。


てか…漫画って。


今、気合い入れて読まなくても良くね?

温泉忘れたか!


一人、突っ込みながら部屋へ行く。


二人が帰った後は、祭が終わった様に、静まり返っていた。

江利子は、宣言通りベッドに寝そべって漫画を読みふけってる。