「ショッピングて…お前ら、真面目にやれよ?
分からないって言うから、集まってんだろうが。
危機感持てよな?」

そんな女二人に、一喝する直也はさすがだ。


「だぁ~ってねぇ?今さら頑張ってもねぇ…桜?」


「そうだよね?
私達の実力は、二人が一番知ってんでしょぉ?」


「はあぁぁ…。
救い様のない、一円玉バカだな?
彼氏として、恥ずかしいよ…俺は。」


「一也に一票。」