託児所は、それなりに楽しかった。


先生も優しかったし、同じフロアーの子供達とも仲良かったし…。


でも、私は幼い頃から心はずっと、一人ぼっちだった。


だから、先生に抱っこされていても、遊んでいても、私の心は満たされる事は無くて、いつも聞き分けのいい子供でいた。


いた…というよりも、いなくちゃいけなかったんだ…。


そうする事で、誰かが褒めてくれるから。


私を見てくれたから…。