ハアァァ…。 直也が溜め息ついた。 「お前らは、アホか! 教室でチューして、一般公道で、お手々繋いでラブオーラ撒き散らかして歩いてりゃあ、立派なバカップルだよ!」 あうぅぅ…。 「んな事より早く行こうぜ。」 三人で他愛もない話ししながら校内へ入ると、何か好奇の眼差しで見られてる気が…? 「ねえ?何か私ら注目浴びてない?」 と江利子が耳打ちしてきた。