美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~

江利子が悪戯っ子な目付きになった。


「ねぇ…?」


「何!?」


「私と、恋人繋ぎする?
それとも、もう一回チューする?
今度は、口に?」


自分の唇に人差し指を当てた。


ぜってー、俺で遊んでるし…。


口角を上に上げて、ジリジリと俺に迫ってきた。


「先行くから、遅れんなよ?」


逃げる様に、俺はまた走った。