運命~ダイスキな君へ~

「リュウ先輩」







俺が何回目かのため息をついた後、バスケ部の後輩が話しかけてきた。








「ん?なに?」








俺がそういうと、後輩はニヤニヤして









「いいなー。先輩はモテモテで」









「はぁ?」









「これ。先輩に渡してって言われたんですけど」








そういって、後輩はイチゴ柄の袋を渡してきた。