運命~ダイスキな君へ~

「どうして・・・」







私は固まって動けなった。







「俺は、進路の紙を書けって言われて・・・」







リュウはそういうと紙を私に見せた。








「あ。私も・・・」







リュウは「そっか」と言ってそれから何も言わなかった。








「あ。私、違う教室でやってるよ」






そういってドアの取っ手に手をかけた。







「なんで?」







リュウは私をそう言い止めた。