運命~ダイスキな君へ~

ダンダンッ







公園に響くボールの音。








私はボールをかまえてシュートした。








「ルリ?」








それと同時にリュウの声がした。

 







「ゴメン、遅れた」








「ううん。大丈夫だよ」








私は転がっているボールを取りに行った。









「・・・ルリ、あのさ・・・」








「ここ。気がついたら私達の大切な場所になってたね。」








私はリュウの目を見て言った。