運命~ダイスキな君へ~

「ゴメン。頭の中がまだゴチャゴチャしてて、整理したら連絡するから・・・」








「距離置くの?」










「今日、連絡する・・・。ゴメン」








私は屋上から出た。









「ルリちゃん?」








廊下を歩いてたら、菜穂ちゃんがにっこり笑って私の前で止まった。









「昨日のことなんだけど」








菜穂ちゃんの言葉にびくっとした。










「私、リュウ君が好きなの」









「・・・え」







「別れてくれない?」