「海くん、今日も部活?」 「おう。」 「じゃあ私待ってる!」 「待たなくていい。」 「待ってる!!」 「待たなくていい。」 「待ってるっ!!」 「……好きにしろ。」 「うん!好きにするっ」 “好きにしろ” この言葉を待ってた。 海くんは野球部のピッチャー。 ボールを投げる時、 シュッって音がしてかっこいいんだ。 それを、遠くから見つめるのも私の日課だったりする。