「ちょっ…まじかお前…。おい、詩桜、詩桜?」




詩桜のやつが倒れやがった。

え、?

さっきの水遊びのせいか?

俺が今からかったから恥ずかしさのあまりに…?

とにかく俺はどうしたらいいのかよく解らなくて、おろおろとしていた。

最終的に思いついた俺の最善の策はこれしかなかった。





「ばぁぁぁああーちゃぁぁぁぁぁああーーん!!!!!!」







われながら情けない男だと思う。

でも、あれだ。詩桜、俺が支えてるし。仕方ない。