その距離きっと一センチ

勇気を出してチラッと横目でうかがうと、

長いまつ毛に縁取られた鋭く美しい目はぐるぐると運動を続ける扇風機の羽へ向けられていた。

ドキッ

心臓がはねる

でも目を離すことができなくて




高い鼻

形のいい薄い唇

シュっとした顎のライン

どれをとっても見ほれるほどかっこいい



ぶわぁぁぁあ//////


少し遅れてやってきた波がいっきに押し寄せてきた。


体中の血が集合をかけられたように急速に集まる。


だめだめ!!パンクしちゃうってこれ!