うそー

恥ずかしすぎる!!


顔はさながらかき氷にかかったいちごシロップのように赤く染まっていることだろう。


あ、あ…あ、


とオロオロしている私をみてぷっと吹き出すおじさん。



やめてーっ


よけい恥ずかしくなるよ。

もー…この際だし、


「結婚は!?予定ないよね!」


「なんだよ急に。付き合ってる人間がいないのに結婚なんかするわけねーだろ」

たしかに…


「あはっ…そうだよね、」


うんうんと頷きながらとけはじめたかき氷をかきこむ。


おじさんは変なものでもみるようにこっちをみてたがここは気にしたら負けだと思う。


何にたいしてかわからないけど。