初めて来た隣町はとても華やかで楽しげでした。 そしてアタシは友達の小釆(こうね)のところを尋ねた。 「こまりちゃん!」 『こうねちゃん久しぶり★』 「どうしたの?」 『沖田総士さん知らない?』 「新撰組の!?」 そりゃ知ってるわけないよね、だってあの新撰組だもん。 「ごめん知らないやでも城のふもとの宿に泊まってるって聞いたよ」 『まぢで!?』 「ま、ぢ、で…?」 『ごめん、ごめん。ありがとね(笑)』