『あ・・・あの・・・やっぱり無理ですよ。
MOMO姉ですよ?
・・・私とイメージ違いすぎて・・・』

MOMO姉は15分間のラジオで3回
いかせることができる女だ。

容易に想像がつく。
リスナーの妄想は膨らみに膨らんでいる。
勃起したあそこと同じだ。

パンパン♪

パンパン♪

そして反町♪

私を見た瞬間、シュルシュルゥ~の音と
共に萎えてしまうだろう。

それはいと悲しい。

やりたくてMOMO姉のキャラを演じてた
わけではないけれど・・・

別の人になるのも悪くないと思いはじめ
ていた。

普段私が言えないことをMOMO姉は言う。
批判されようが関係ない。

『ごめんなさ~い♪アハン♪』で何でも
すませてしまう。

優柔不断で、人の目が気になって
人と上手く会話できない私はMOMO姉に
なりたいと・・・?

いや・・・なりたくはないけど・・・

いや・・・なりたいのかも・・・

いや・・・なってもいいかな?ぐらい

いや・・・なれたら・・・

こういうとこでさえ優柔不断なのである。


「大丈夫だよ。スペシャリストを
用意するっていったろ?」

『・・・スペシャリスト?』