この空の彼方

全員の配属が発表されると、隊長以外は下がらされた。



芦多と爪鷹が残る。



これから他の隊長と面通しがあるらしい。



呆れたことに、六番隊の隊長は貴族だ。



なんとか千歳と耶粗を六番隊から外すことは出来たので、取り敢えず一安心だが。



自分に偏見があるのはわかっているが、不安でしかたない。



芦多を見ていると、芦多もこちらを見て目が合った。



これだけで嬉しくなる。



人目のあるところなので余計にどきんとした。



ざわざわと廊下が騒がしくなり、隊長が到着したらしい。



二人は気を引き締めて彼らを迎えた。