「え………なんで」

「手が不自由だから」

そういうと桜は俺の手をギュッと握りしめた

「一緒に治そう?」

「おん…」

治る確率なんかないけど、桜となら治せる気がした


「なあ、桜」

「ん?」

「一緒に住んでもいいか?出来る限りのことはするから」

「いいよ!」

「ありがとう」