拓也さんの胸の中でたくさん泣いた。


「もう大丈夫。ありがとう。」

私は拓也さんを見た。

「そっかぁ。」
そう言って私の頭を優しく撫でてくれた。


「百合!帰るぞ!」

「なんで?」
いきなり帰るってなんで?まだ授業残ってるよ!
「この状態じゃ授業受けれんだろ!」

確かに受けたくないな。私は拓也さんと帰ることにした。