私の腕を掴んだ人は、拓也さんだった。


「なんで?拓也さんが・・・・いるの?」

私拓也さん苦手。
無愛想だし・・・


「おまえ、何時だと思ってんだ!目覚まし5回は鳴ったぞ!」


拓也さんにそう言われて、私は時計を見た。

「・・・・私、学校ないし・・・てか、ここからじゃ、通えないし・・・」