「きゃーーーー」


やばいやばい!


ダダダダダダ

バン

勢いよくリビングのドアを開けた。


「おはよ百合!」

いつものように麗人が挨拶してくれる。


「また百合寝坊?」

いつものように葵が笑いながらからかう。


「お前ちょっとは成長したら?」

いつものように拓也さんが嫌味を言う。


「百合ちゃんはよく寝坊するね☆まぁそーゆとこ可愛いよ☆」


いつものように将君が私をからかう。


「やっと起きた。はいご飯。」

いつものように優斗さんがご飯を差し出してくれる。