俺は葵が寝たのを確認してから葵の部屋を出た。

部屋をでたら、麗人が俺の部屋の前にいた。


「拓兄!ちょっと話しあんだは!」


麗人にそう言われたから、麗人を部屋に入れた。

「話しって?」


麗人が話しあんだなんて珍しいな!


「百合と葵ちゃんなんやけど、今日こんな目にあったじゃん!百合相当落ち込んでて・・・それで気はらしに、遊園地つれってやんね?」


葵もそうとう落ち込んでたしな。


「そうすっか!明日学校サボるか!」


麗人がこんな提案するなんて珍しいな。