そしてテスト前日の夜、麗人が作ってくれた模擬テスト見たいなのをした。


基礎から応用までびっちりあった。

わからない問題はあまりなかった。


麗人がまるつけながら、「お前、なんで、こんな必死に勉強してんだ?」と聞いてきた。


なんでたろ?
最初は、優斗さんに絶望されないように頑張ってたんだけど・・・・だんだん麗人と勉強がしたくなってきて・・・・なんでかわかんないけど、勉強を必死にしてた。


「わかんない。ただしたいからかな。」

私は適当にごまかした。