猫のギター使い

あるときリンは僕を見つけた。




僕がひびきといるのを見ると
リンは怒り狂った。




「どうしてにんげんなんかと一緒にいるんだ!!!!はやく帰るぞ」



僕は首を横に振る。




「ここにいたいんだ」




「お前は仲間を捨てるのか?俺達は親友じゃなかったのか?」




共に笑い。
共に食し。
共に泣き。
共に誓った。



―にんげんなんか信じない―



そんな仲間。
そんな親友。


僕のともだち。