なんの話し?
遠距離って…
あたし何も
聞いてないよ…
「実優っ!!」
すぐ悠哉が来た。
「あの話しは…」
「聞きたくないよっ!!…ッばか悠哉っ!!」
「待てって…ちゃんと話すから聞けって…」
悠哉の困った顔…
あたしのせいだね…
「俺、職場体験行った時に、そこの店長からスカウトされて…普通ならありえないんだけど、高校卒業したらこいって言われてて…でも実優と一緒に同居だってするって…東京にふたりで…」
言葉が詰まってる…
あたし悠哉の夢の
邪魔…してる?
「悠哉は行きたいんだよね?美容室。」
「…けど俺はっ実優と…っ
「わかった。じゃあ…さ?
ちょっと考える時間…
ちょうだい?」
「…うん?」
「…じゃ…」
それだけ言って
屋上から出てきた。
そのまま午後の
授業は出ないで
家に帰ってきた。
考えなきゃ……

