晶がめりめりと中に押し入ってくる。


それを渚の膣はぬめぬめとした粘液で包み込み、腹を空かした生物のように、しっかと飲み込む。


火傷しそうなほどの晶の性器の温度が、渚を膣の内側からとろけさせていく。
  

身体の芯がじんじんしてきて、自分がひどく卑猥な生き物のような気がしてくる。


その意識がますます渚を平常心の外側へと追いやる。



ゆっくりと、そして段々と激しく、晶が腰を動かし始めた。



ペニスが入口のざらりとしたところを繰り返し擦る。


亀頭は渚の膣内を掻き乱し、子宮を突き上げる。


突かれる度に渚の腕は晶の背に爪を立て、口からは叫びにも似た声が吐き出される。


晶の口が、その声を渚の唇ごと封じ込める。


貪り合うように互いの舌を絡め、口を吸い、歯茎を舐め上げる。


声が、息が、熱を帯びて激しくなる。





――壊れる――




「――やっ…!!
だめっ……いっちゃう―――」



―ビクンッ と身体が弓なりになって膣がぎゅっと締まる。


直後、自分の中で晶が射精したのを感じた。