その児童はもうほとんど放心状態。

児童は、先生と一緒に家に帰っていった。

その児童の名前は、美山れい。

動物が大好きであって、先程ひかれた猫の飼い主のような

存在だったらしい。

れいは、家の中でももう人形のようになっていた。

初めて見た、動物の生々しい死体、死んでいくところ。

小学6年生のれいにはショックが大きすぎた。