和希の告白から私たちは始まった。 その時は別に彼のことを好きだとは思っていなかった。 ただ頼れる人が欲しかった。 私を見てくれる人が欲しかった。 私を許してくれる人が欲しかった。 それはいつものことだ。 その前につき合った人も、その前の前につき合った人も“告白されたから”つき合っていた。 そんな元彼氏が私には5人いる。 和希はその中でも一番優しかった。 私のわがままを嫌な顔せずきいてくれた。 私の理不尽な怒りを受けとめてくれた。 私のことを一番に考えてくれた。 それなのに…。