「あれ?美紀、また太った?」 卒業式の予行練習の日、靴箱で美紀と会った。 彼女とも1カ月以上会っていない。 「もぉ~。気にしてるんだから言わないでよ。」 美紀に怒られながら教室に向かう。 廊下の窓から山口くんが見えた。 「「おはよう。」」 同時に交わしたあいさつに笑い合う。 「なんか息ピッタリだね。」 それを見ていた横山くんが山口くんを睨みながらつっこむ。 そして、 優くんが山口くんの肩を抱きながら楽しそうに言った。 「だからって教室で抱き合うのはどうかと思うけど?」