堕ちて行くだけの私を助けて欲しい。
見捨てられた私を見て欲しい。
こんなにも汚い私を許して欲しい。
孤独に震えていた私にかけられた言葉。
「好きなんだ。俺とつき合わない?」
それは同じクラスの男の子で、私は首を縦に振った。
恋人とかそんなものは私にとっては遠い世界の話で、その意味なんて理解できていなかった。
だけど彼は私のそばにいてくれると思った。
きっと私を救ってくれると…。
ままごとのような私たちの関係は中学に入って終わりを告げた。
だんだんと大人ぶり、大胆になって行く彼に義父の姿が重なった。
再び独りになった私は孤独に苛まれる。


