「あたしも!!!
行ってもいい――!?」
ガクッ
「そ…そっちですか!!!!!」
すべった…あたし。
「ん?…何がぁ??」
疑問に思った沙也加が
聞いてくる。
「いや…何でもない。」
「んで!!
行っていい??」
スッゴく目をキラキラさせて
あたしを見つめる。
「い…いいけど!!」
そう言った瞬間…
「ぃ…やったぁ――!!」
大声で叫ぶ…沙也加。
そして…
また注目を浴びる。
あのぉ〜…
人の視線が痛いです…!!
「す…すいません」
また…
あたしが謝る。
あ―…
何故あたしが…
あたしは謝る係か…。
そう1人…
心で呟いていた。
"って言うか…
お母さん許してくれるかなぁ?モデルなんて…"
不安に思いながら…
家に帰る。
これから…
どんなことになるか…
あたしは知るはずもない。
そりゃあ…
そうだよ。
まさか―…