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ただいま、勉強中です!

隣が気になってばかり
なんです。

圭人は仕事で疲れてる
らしくて寝てます。

しかも…
その寝顔が超可愛い―の☆

それを見て…
あたしはニヤケる。

あたしって…
幸せだよねぇ〜♪

うん、幸せすぎる。

「…ぃ!おい!おい!
荒木!聞いてんのか!?」

バシッ

「イタッ…はいぃぃっ!」

先生は教科書をバットに
してあたしの頭を叩く。

「桜井っ!!
罰として放課後
教室掃除な!!」

そう言って…
あたしは、教室掃除を
やらなければいけなく
なりました。

あ〜ぁ…最悪だ!




――そして放課後。


「あ〜ぁ、最悪だあ〜」

あたしは1人寂しく
ブツブツ言っている。

ガラッ

静かだった教室が
少し騒がしくなった。

「お〜♪流南ちゃん!!
な〜にやってんの〜?」

龍騎が入って来た。

その後ろに圭人が居た。

「流南!…どうしたの!?」

圭人は笑いながら言う。


(圭人見てて怒られた…
なんて言いたくないしなぁ)


「ぃゃ…ちょっと…」

焦りながら嘘を考え中!

「もしかして〜♪
好きな人見てたとか!?」

龍騎が言う。


「あ…ぁ…ぁの…////」

当てられて焦るあたし。

「図星〜!?
うわあ〜誰々?」

冗談のなのに当たった
から龍騎は驚いていた。

「そ〜だよねぇ♪」

圭人が口を開いた。

「…えっ?」

「授業中に人の寝顔を
ずっと見てるんだもんねぇ♪」
あたしは驚いた。

圭人が―…
何か違う、違う。

圭人じゃないよ…


「え…?
け…ぃと?」

あたしは聞いてみた…

「は?俺は圭人だけど?」

「…え?」

(今…何が起こってるの?)

「あ、そうそう♪
コイツ、裏の顔があるん
だよねぇ〜♪」

龍騎が笑顔で言う。

ぃや…そこは笑顔
じゃないだろ!!

「裏の…顔?
あわわぁぁ…」


バタン

あたしは―――……

ショックで気を失って
しまいました。