Kinmokusei~ ありがとう ~


私は中央の椅子に座った。

そこが店番の席だからだ。

先生はそれを見てから

「お兄さん来たね。」

「うん。でも次男だから」

「知ってる」

「えっ?」

「なんとなく前に君から聞いた時の事を思出していたから…。」

「そう…。」

「辛い?」

「大丈夫だよ。
いつもと変わらないよ。
先生は大丈夫?」

「私は平気です。
君がさっき辛そうに見えたから。」

「大丈夫だよ。
お兄さんはまだ学生で
何も知らないもの」

「そっか」