究極のメソード

さとみは無表情、無言で
渡辺の前に立っている。


「彼女がこの組織の象徴であるさとみさんです。
どうです?なかなかのものでしょう?」


死神が誇らしげに言う。


「でもね渡辺さん。
彼女はただ綺麗なだけじゃないんですよ。



私の思いを代弁するに足る素養を
さとみさんは持ち合わせているんです。


ねえ?さとみさん」


その言葉を聞いて初めて感情を
表に現すさとみ。


ほんの少し悲しげな表情を浮かべ
死神をじっと見つめる。