究極のメソード

「わかったぞ」


俺はナイフから手を放し独り言を言う。


そんな様子の俺を
不思議そうに見つめるさとみの母親。



「これはマインドコントロールじゃないか!」



大声で叫ぶ俺。


「やっぱりやつは人間。死神なんて真っ赤な嘘だ」



そう言うとさとみの奥さんに一礼をして
俺は外に出た。


「死神が催眠術なんてするはずがない」


もう少しのところで死神と名乗るペテン師にはめられそうになった
俺は走って部屋に戻る。



今までに受けた恥辱を
死神に倍返しするために


俺は全速力でさとみの家まで走った。