究極のメソード

「死神さん!」


さとみの絶叫が
体育館の中に響き渡る。

どす黒い血が見る見るうちに
体育館の床を染めていく。


立ち尽くすK。


声の限り叫ぶさとみ。


そして死神は微笑んでいた。


そう。

死神は血の海に倒れながらも
顔は笑顔のままだった。


死神は今さとみたちの前で
初めて仮面が取れ

心の底から笑っていた。


演技ではない死神の笑いが
2人の心を溶かしていく。