究極のメソード

渡辺は首を振る。



「いいや、本気だろ?」


渡辺の返答にまた笑い転げる死神。


「でも警察が黙っちゃいないだろ!


公衆の面前で殺人を勧める演説をしたんだ。
ただでは済まないはずだ!」


渡辺は意気込んで叫ぶが
死神は相変わらず笑い転げている。



「ははは!渡辺さん。警察にはこの会場を借りる時
私の劇団が演劇を行うと説明してあります。


まあ、少々過激な内容ですが
私はあくまで演劇の中で

殺人を勧めたまでのこと…」


死神がこの日最高の
残虐な笑顔を浮かべる。


「本気にする人もいるかもしれませんけどねえ…
くくく…ははは!」



笑い転げる死神。