究極のメソード

自称死神の眉毛がぴくっと上がった。
なおも俺は詰め寄り質問を続ける。

「おまえは本当はただの人間じゃないのか?

おまえはこの部屋に押し入ったただの犯罪者で
突然やってきた俺に驚いて
死神の話をでっち上げただけじゃないのか?

おまえはこう考えたんだろ?

確かめようのない荒唐無稽な嘘は
かえってバレにくい。

こいつに適当な嘘をついて
ここから追い出そう…

さあ!どうなんだ!」


死神はゆっくりとこちらに向きなおし
微笑みながらゆっくりと言葉を発する。

「もしそうだったとしたらどうします?」

俺は間髪入れず答える。

「決まってるだろ?お前をたたき出す!

さあ!このナイフが見えないのか?
さっさと出て行け!
この偽物が!」

俺はナイフを死神の前にかざし
すごむが

まったくあわてる様子のない死神。