究極のメソード

渡辺は聴衆の様子を伺うが
死神に罵声を浴びせたり


会場を出ていく観客などはいなかった。


むしろ
死神に対しての同情が
広がっていくのを渡辺は感じていた。



「だから…私がこんな人間だから…


世間に打ちのめされた人の
気持ちが痛いほど分かったのです。



あなた方と私は同じなのですよ。


だから私はこの会を作った。
虐げられた人々を救うこの会を。


そして私は大いなる救世主と
運命的な出会いをし


私は…救われた。


われらの教祖たる…
そう…さとみ様に私は出会ったのです!」