究極のメソード

下を向いて頭を抱え込む死神。


「私は気が付いてしまったんです。


どうしても越えられない
一流と二流の壁というものに。


私はそれこそ寝食を忘れて
努力をしました。


でもどうしてもその壁を越えられない。


だがどの世界にもいるんですよ。
天才という人たちが。


彼らは私がどうしても越えられない壁を
いとも簡単に飛び越え

はるか上の世界へと登っていく。


私は絶望しました。


確かに悪い薬に
手を染め

入院した時期もありました…」


死神は聴衆に目を向ける。


「皆さん…私は本当は
こんなつまらない人間なんですよ…」