「そうそうこいつ!
嫌いだったよ…

名前は…死神ダークネスだったっけ?


いつも卑怯な手を使って
ヒーローを窮地に陥れていたもんな。


でも最後には必ずやられていた。


そう!正義は必ず勝つ!だもんね」





懐かしい時間を過ごした渡辺は
ゲーム機の電源を落とし


ため息をひとつついた。



今渡辺の頭の中には
一つの推測が浮かんでいた。


まだそれは推測の域を出ていないが


もしそれが真実であったのなら
確定する事実がひとつだけある。