究極のメソード

「運命は切り開くものだと俺は思っている」

俺は静かに右手を死神の前に差し出す。

「前代未聞だろうな、こんなことやる奴」

そう呟いたあと俺は
意を決してこう言った。

「その命こっちによこせ。
返さないというのなら

奪う。

お前を殺してもだ」

俺は近くにあった果物ナイフを
つかんで死神に向けた。

死神は相変わらず俺を
呆れたような目つきで見続けていた。