究極のメソード

「彼女は危険だ」


白い部屋の中
まだ目が覚めたばかりで


頭がはっきりしない俺に
奴はいきなりこう言いやがった。


「君も身に染みてわかっただろうが
さとみさんは危険なんだ。


もうかかわらない方がいい」



俺が寝ているベッドの前に
座る男は静かにそう言い放つ。


体が元気ならぶっ飛ばしているところだが
俺はいろいろなチューブにつながれ


身動きが取れない。


かすれた声で

「お、お前なんかに何がわかる」


と、言い返すのが精一杯だった。