究極のメソード

「目の前にいる男たちが見えますか?」


その声にびくっとなって振り向くと
背後には死神が立っていました。


いつになく真剣な顔の死神。

その死神に促されて前を見ると
そこには私を慕う男たちが立っていました。


皆学校では
私の親衛隊を気取り

我が物顔で学校を歩く連中です。


「あの男たちの眼を一人10秒づつ見つめていくのです。
出来るだけ無感情で冷たく見て下さい。

表情を作ってはだめですよ…

さあ見て!」


死神に言われて私はわけも分からず
男たちの目を見つめていきます。

死神に言われた表情を作れているかは
わかりませんが

とにかく男の眼を見つめる私。