究極のメソード

「ナイフを突きつけられるなんてびっくりしたでしょ?」


その原因はすべて自分にあるのに
死神は他人事のように私に問います。


電話の中から。


「でもね、あなたは得たんですよ。

他人からナイフを突き付けて
脅されるぐらいのものをね。

そしてその得たものは
奪われた人間が

怒り苦しむほど…」


死神が電話先で残虐な微笑みを浮かべているのが
目に浮かびます。


「価値があるものなんですよ」