究極のメソード

「ふふふ…女性という生き物は理屈では割りきれない所が
あるんでしょうね。
ベッドに横たわるあなたを見てさとみさんはこう叫んでいましたよ。




<私がこんなに愛しているから、この人は死ぬわけがない>




私にはさっぱり意味不明の言葉ですけどね。
愛情と寿命には何の因果関係もありません。

でもさとみさんは愛する人が死ぬなんて
少しも思っていませんでした。

自分の言葉に何の疑いも持たず
彼女はなおも叫び続けています。




<私がこんなに愛しているから、この人は死ぬわけがない>




私はあまりの滑稽さに苦笑します。
そして私はこの部屋にきた本来の目的を
果たすことにしました。

そう…」

俺を見つめる死神の眼が
一瞬ギラリと光る。

「あなたの命をもらうことにしたんですよ」